教員の転職活動がしんどい理由【3選】|つらいだけで終わる人と力がつく人の違い
どうも!こんにちは、1児の数学教師です。(^o^)/
今から限りある人生の過ごし方についての授業を始めたいと思います。
「書類選考、また落ちた。私ってそんなに価値がないのかな」
「職員室では絶対に言えないし、誰に相談したらいいのかわからない」
「転職しようと決めたのに、転職活動そのものが1番しんどい」
このように、転職活動を始めてから、かえって苦しくなってしまった先生はいませんか?
学校の仕事だけでも手一杯なのに、そこへ転職のための書類作成と面接が加わってきます。
しかも、その苦労を職員室の誰にも話せません。
このしんどさを抱えたまま放っておくと、多くの先生が同じ結論にたどりつきます。
「やっぱり、このまま教員を続けたほうが楽だ」
こうして、転職活動が途中で止まってしまうのです。
そんなみなさんに解決策をお伝えします。
転職活動がしんどいのは、みなさんの能力が低いからではありません。
「1人で」「こっそり」「情報がないまま」進めているからです。
この3つは教員という仕事の構造上、どうしても起きてしまうものです。
逆にいえば、ここさえクリアできれば転職活動のしんどさはかなり軽くなります。
そして、同じようにしんどい思いをしていても「そこで力をつけて次に進む先生」と「消耗して終わってしまう先生」に分かれます。
その違いは才能ではありません。やり方です。
この記事では、
- 教員の転職活動が人一倍しんどくなる3つの理由
- しんどいだけで終わる人と、力がつく人の5つの違い
- しんどさを1人で抱えないための3つの具体策
を、お話しします。
ぜひ最後まで読んで、明日から実践できるヒントをつかんでください。
私は公立高校で10年以上勤務していましたが、そのときの働き方に疑問を感じ、国立大附属高校へ転職しました。
私のプロフィールに興味のある方はコチラ→🔗1児の数学教師ってどんな人?
今回の授業のテーマは【転職活動のしんどさとの付き合い方】です。
まず、先にお伝えしておきたいことがあります。
転職活動がしんどいのは、みなさんだけではありません。
民間企業で働いている人も同じようにしんどい思いをしています。
書類で落ちますし、面接でうまく話せずに落ち込みますし「今の会社のほうがマシかもしれない」と何度も揺れます。
つまり、しんどさそのものは転職活動に付いてくるものなのです。
ただ、教員の場合は、そこにもう一段、重さが加わります。
日中はずっと生徒の前に立っていて、スマホを見る時間すらありません。
放課後は会議か部活動です。
やっと自分の時間になるのは、帰宅して子どもを寝かせたあとの夜です。
その時間に、慣れない職務経歴書を開くわけです。
そして、書き終わらないまま、次の日の授業準備の時間が来ます。
この状態で「自分には価値がないのかもしれない」と考えはじめたら、しんどくならないほうがおかしいと思いませんか。
私自身、転職を考えはじめたころは、同じところをぐるぐる回っていました。
進学指導がしたくて教員になったのに目の前の仕事は生徒指導ばかりでした。
「このままでいいのだろうか」と考えはするものの、じゃあ何をすればいいのかがわかりません。
考える時間だけが増えて行動は1ミリも進まない。
ぶっちゃけ、あの時期が1番しんどかったです。
だからこそ、この記事では「気合いで乗り切りましょう」という話はしません。
「しんどさ」にはちゃんと原因があります。
その原因を1つずつ外していけば、転職活動は「耐えるもの」から「自分が広がっていくもの」に変わります。
みなさんが転職活動のしんどさに押しつぶされてしまわないように。
まずは一緒に、なぜ教員の転職活動が人一倍しんどくなるのかを確認していきましょう。
なぜ教員の転職活動は、人一倍しんどくなるのか
結論から言うと、理由は次の3つです。
- 職員室では誰にも相談できないから
- 「年度」というタイムリミットに追われるから
- そもそも民間の情報を持っていないから
どれも、みなさんの性格の問題ではありません。
教員という仕事の構造から生まれるものです。
ここを勘違いして「自分はメンタルが弱いんだ」と責めてしまうと、よけいに苦しくなります。
順番に見ていきましょう。
理由① 職員室では誰にも相談できないから
これが1番大きいと思っています。
民間企業でも転職活動は基本的に秘密ですが、教員には学校特有の事情があります。
まず、職員室は情報が伝わるのが早いです。
同じ学年団、同じ教科、同じ分掌と、先生同士はいくつもの単位で強く結びついています。
そこで「実は転職を考えていて」と1人にもらしたら、どうなるでしょうか。
その方に悪気がなくても話は自然に広がっていきます。
そして、管理職の耳に入るところまで、そう時間はかかりません。
さらに学校の仕事は年度単位で組まれています。
・来年度の担任
・来年度の分掌
・来年度の部活動
これらの相談は秋ごろから始まります。
ここで「辞めるかもしれない人」と見られると、みなさんの立場は確実に変わります。
だから先生方は、誰にも言えないまま転職活動を進めることになります。
昼休みに求人を見ることもできません。
面接の日程も有給の理由もぼかさなければいけません。
うまくいかないときに「聞いてよ」と言える相手が、職場に1人もいないのです。
この孤独が転職活動のしんどさを何倍にもします。
理由② 「年度」というタイムリミットに追われるから
民間企業の転職は、極端にいえばいつ辞めても構いません。
引き継ぎさえ済めば、6月でも11月でも動けます。
私の家では朝はラジオを聞いているのですが、リスナーからの「今日から新しい職場です。頑張ります!」のようなメッセージが年度途中に送られてきています。
この回数が思っているより多いんです。
しかし、教員はそうはいきません。
みなさんの頭の中には常に「3月31日」があるはずです。
年度の途中で抜けることへの抵抗感は、どの先生にもあります。
担任をしていればなおさらです。
すると、こう考えはじめます。
「3月までに決めないと、また1年先延ばしになる」
このカウントダウンが焦りを生みます。
そして焦りは転職活動で1番相性の悪い感情です。
焦ると、
🌀入社の条件の確認が甘くなる
🌀内定が出た1社に飛びついてしまう
🌀「早く決めなければ」という気持ちが顔に出て、面接での印象まで変わる
という悪循環を引き起こします。
理由③ そもそも民間の情報を持っていないから
これは、みなさんの責任ではありません。
大学を出てすぐ学校に入り、それから何年も学校の中だけで働いてきた先生がほとんどです。
私もそうでした。
民間企業の年間休日が何日あるのが普通なのか。
「残業月20時間」というのが、実際どのくらいの感覚なのか。
30代で転職した人が、だいたいどのくらいの年収になるのか。
こうしたことを知る機会がありません。
情報がないと何が起きるかというと、悩みが「考えごと」ではなく「妄想」になります。
🌀民間企業はもっと厳しいらしい
🌀ノルマに追われて潰れるかもしれない
🌀教員しかやってこなかった人間なんて、どこも採ってくれない
こういった言葉には、根拠がありません。
にもかかわらず、夜中にぐるぐると頭の中を回り続けます。
そして朝になっても何1つ解決していません。
これは、みなさんが悲観的だからではありません。
判断するための材料を持っていないからです。
しんどさの正体は「孤独」「焦り」「情報不足」の3つ。性格ではなく、教員という仕事の構造が原因です。
しんどいだけで終わる人と、力がつく人の5つの違い
ここからが今回の授業で1番伝えたいことです。
同じようにしんどい転職活動をしていても、結果は大きく2つに分かれます。
- 消耗しきって「やっぱり今のままでいいや」と活動をやめてしまう人
- しんどい思いをしながらも、明らかに前より自信をつけていく人
この2人を分けるのは能力ではありません。
「ものの見方」と「動き方」です。
- 「逃げたい」で動くか、「5年後どうしたいか」で動くか
- 不採用を「人格否定」と受け取るか、「条件のズレ」と受け取るか
- 「なんでもやります」と言うか、「できること・できないこと」を言うか
- 職員室で相談するか、学校の外のプロに相談するか
- ぐるぐる悩むか、調べて確かめるか
この違いを詳しく見ていきましょう。
違い① 「逃げたい」で動くか、「5年後どうしたいか」で動くか
しんどいだけで終わる人は「今の学校から離れたい」が動機のすべてです。
もちろん、そのきっかけ自体は悪くありません。
私も最初は「このままでいいのだろうか」という違和感からでした。
ただ、「逃げたい」だけで動くと、判断の基準が「今より少しでもマシかどうか」になります。
この基準はとても危険です。
学校の労働環境を基準にすると、たいていの会社が良く見えてしまうからです。
一方、力がつく人は、基準を未来に置いています。
✅️5年後、どんな働き方をしていたいか
✅️何を身につけた自分になっていたいのか
✅️家族との時間をどのくらい確保したいのか
この基準を持っていると不採用の意味が変わります。
「自分がダメだった」ではなく「この会社は、目指す方向とは違った」に変わるのです。
同じ結果でも、受け取るダメージがまったく違います。
違い② 不採用を「人格否定」と受け取るか、「条件のズレ」と受け取るか
ここはみなさんが特につまずきやすいところだと感じています。
教員は評価される機会がほとんどない仕事です。
採用試験に受かってしまえば、あとは「能力が足りません」と言い渡される場面がありません。
だからこそ、人生で久しぶりに受け取る「不合格」の重みが、他の人より大きいのです。
書類選考で落ちたとき、こう考えてしまいます。
「教員しかやってこなかった自分は、社会では通用しないんだ」
ここではっきりお伝えします。
書類選考で落ちるのは当たり前です。
みなさんが特別ダメだから落ちているわけではありません。
企業は今まさに空いているポジションに合う人を探しています。
そこに当てはまらなければ、どれだけ優秀でも書類は通りません。
不採用の通知は、みなさんへの評価ではなく、「今回はご縁がありませんでした」という事務連絡です。
力がつく人は、ここを切り離すのが上手です。
そして、落ちた理由を「自分の価値」ではなく「見せ方」の問題として考えます。
教員の仕事をそのままの言葉で書いていないか。
「学級経営」「生徒指導」といった学校の中でしか通じない言葉を、翻訳せずに出していないか。
ここを直すだけで通過率が一気に変わることがあります。
違い③ 「なんでもやります」と言うか、「できること・できないこと」を言うか
これは教員にとって1番むずかしい違いかもしれません。
みなさんは、頼まれたことを断らない訓練を何年も受けてきています。
・部活動の顧問
・長期休暇中の日直
・自習のときの出席確認
・行事中の役割の変更
例を挙げればキリがありません。
「できません」と言いにくい空気の中で働いてきました。
その習慣は、転職活動にもそのまま出ます。
エージェントとの面談で、こう言ってしまうのです。
「業界にはこだわりません」
「勤務地もどこでも構いません」
「未経験ですが、何でもやります」
みなさんとしては誠実に答えているつもりです。
ところが、受け取る側はこう解釈します。
「この人は、何をしたいのかわからない」
その結果、紹介される求人がぼんやりしたものになります。
そして、ぼんやりした求人を受けて、ぼんやりした理由で落ちます。
これが、しんどさを増やす原因になります。
力がつく人は最初にはっきり伝えます。
「土日が完全に休みであることは、絶対に譲れません」
「年収は最低でも◯◯万円を確保したいです」
「転勤があるところは受けません」
こうやって条件を出すと、嫌われるのではないかと不安になりますよね。
実際は逆です。
条件がはっきりしている人のほうが担当者は動きやすいのです。
なぜなら紹介する求人を絞り込めるからです。
そして企業側から見ても「自分の考えを持っている人」という評価になります。
「なんでもやります」は、謙虚さではなく、情報不足として受け取られます。
違い④ 職員室で相談するか、学校の外のプロに相談するか
理由①でお話ししたとおり、職員室での相談は危険です。
しかし、人間は1人では考えきれません。
誰かに話さないと不安は大きくなる一方です。
そこで、しんどいだけで終わる人はこうなります。
誰にも相談できない
↓
1人で抱える
↓
不安が大きくなる
↓
動けなくなる
一方、力がつく人は、相談相手を学校の外に作ります。
1番わかりやすいのが転職エージェントです。
ここで大事なのは転職エージェントを「求人を紹介してくれる人」だと思わないことです。
学校の外の常識を教えてくれる人、と考えてください。
たとえば、こういうことを聞けます。
・教員の経験は、どの職種でなら評価されるのか
・自分の年齢と経歴だと、年収はどのくらいが相場なのか
・この会社の離職率は、実際のところどうなのか
・求人票に書かれていない、職場の雰囲気はどうか
これらは1人でネットを見ていても絶対にわかりません。
そして職場の人にも聞けません。
私の妻も転職のときにエージェントを使いました。
そのときに1番助かったのが、求人票には載っていない情報を教えてもらえたことでした。
結果として年収は60万円ほど上がっています。
もう1つ、大事な点があります。
転職エージェントに相談したからといって、転職しなければいけないわけではありません。
登録は無料ですし「まだ情報収集の段階です」と伝えて構いません。
情報だけもらって今年は動かない。
これも立派な選択です。
妻さんが転職エージェントにどんな相談をしていたかを確認すると、OJTの存在(どのようにして仕事を覚えていくのか、マンツーマンで仕事を教えてくれる人がいるのか)について相談していたようです。
転職先についてのことを相談できる人って貴重な存在ですよね。
違い⑤ ぐるぐる悩むか、調べて確かめるか
最後の違いです。
「悩む」と「考える」はまったく別のものです。
悩むというのは、同じ不安を何度も再生することです。
夜中に「うまくいかなかったらどうしよう」と考えて、朝になっても何も変わっていない。
あれは、時間と体力を使っているだけで、1ミリも前に進んでいません。
一方、考えるというのは「わからないこと」を1つずつ「わかる」に変えていく作業です。
やり方はシンプルです。
不安を質問の形に書き換えます。
「民間でやっていけるか不安」→「教員出身の人は、どの職種に転職していることが多いのか?」
「年収が下がるのが怖い」→「30代で未経験の職種に移った場合、初年度の年収はどのくらいが相場か?」
質問の形になれば答えを探しにいけます。
そして、その答えを持っているのは学校の中ではなく外の人です。
ここでもう1つ大切なことをお伝えします。
しんどさを感じている時点でみなさんはもう動き出しています。
何も考えていない人はしんどくなりません。
今のままでいいのだろうかと立ち止まれる人だけがこの苦しさを味わっています。
それは弱さではなく、変わろうとしている証拠です。
ぐるぐる悩む時間は、ゼロにはできません。でも「これは悩みか、調べればわかることか」と自分に聞くだけで、かなり減ります。
しんどさを1人で抱えないための3つの具体策
ここまで読んで「理屈はわかったけれど、明日から何をすれば・・・」と思われたかもしれません。
具体的に3つだけお伝えします。
どれも担任をしながらでもできることです。
そして最後に私の考え方を変えてくれた言葉も紹介させてください。
① 相談先を学校の外に1つだけ作る
まずはこれです。
転職するかどうかは、あとで決めればいい話です。
先に話せる相手を確保してください。
1人で抱えている状態が続くと判断力がどんどん落ちていきます。
相談先は転職エージェントが現実的です。
理由は3つあります。
✅️無料で利用できる
✅️民間の相場を知っている
✅️学校の人に伝わる心配がない
特に、教員のように「外の世界の基準がわからない」状態の人にとって、相場を知っている人と話せる価値は大きいです。
登録はスマホで10分ほどで終わります。
面談も今はオンラインや電話が中心です。
夜の時間や土日でも対応してもらえます。
② 転職活動を「やらない日」を先に決める
意外かもしれませんが、これはとても効きます。
転職活動でしんどくなる人は24時間ずっと転職のことを考えています。
・授業中にふと思い出し、
・部活動の合間に思い出し、
・会議や委員会の最中に思い出し、
・寝る前にまた考える。
これでは心が休まる時間がありません。
だから、先に決めてしまいます。
「求人を見るのは、火曜と金曜の夜だけ」
「土曜は転職のことを考えない日にする」
こうやって線を引くと頭の中が整理されます。
学校の仕事と同じです。
いつまでにやるかを決めていない仕事が1番心を重くします。
実は私もこれで救われました。
国立大附属の採用試験を受けようと思ったとき、私はかなり不安でした。
それまで偏差値50未満の高校でしか教えたことがなく、高いレベルの授業ができるのか自信がなかったのです。
しかも、その不安を補えるだけの経験も持っていませんでした。
「自分の力は、あの環境で通用するのだろうか」
そう考えはじめると気持ちがどんどん重くなっていきました。
そんなときに私がやっていたのは自分の時間を必ず確保することでした。
私はお菓子を食べながらテレビを見るのが好きなので、その時間だけは死守しました。
情けない話に聞こえるかもしれません。
でも、これでいいんです。
転職のことを考えない時間を意識して作ると翌日また新鮮な気持ちで考えられるようになります。
③ 合否ではなく「回数」で自分を評価する
転職活動を合格か不合格かだけで見ていると必ず折れます。
なぜなら不合格のほうが圧倒的に多いからです。
これはみなさんに限った話ではありません。
10社受けて、面接まで進むのが数社、そして内定が1社。
このくらいが普通の世界です。
だから評価する基準を変えてください。
・今週、求人を5件見た
・職務経歴書を1枚書き上げた
・エージェントと1回面談した
これでいいのです。
結果ではなく動いた回数を数える。
生徒に「テストの点数だけで自分を判断するな」と言っている先生方なら、この考え方はすぐに納得できるはずです。
自分にも同じ言葉をかけてあげてください。
私の考え方を変えてくれた「縁」という言葉
さきほど、不採用の通知は「今回はご縁がありませんでした」という事務連絡だとお伝えしました。
実はこの「縁」という言葉、私にとっては特別な意味を持っています。
妻さんから教わった考え方です。
妻さんは、小学校から大学までオール私立で、2人のお兄さんも中学受験をしています。
いわゆる受験一家です。
そういった家では、こう考えるのだそうです。
「その学校に受かった・落ちた」ではなく「その学校と縁があった・なかった」
受かるというのは「縁があった」ということ。
そして不合格だったのなら、それは「別の学校と縁があった」ということ。
小学校から高校まで公立しか知らなかった私にとって、これは革命的な考え方でした。
転職活動もまったく同じです。
不採用になったのは、みなさんの価値が低いからではありません。
その会社と縁がなかった。それだけです。
そして縁がなかったということは「どこか別の場所に縁がある」ということでもあります。
しんどさを減らす1番の方法は、根性ではなく「1人でやらない仕組み」を作ることです。
よくある質問
Q. 転職活動を始めたのに、やる気が出ません。甘えでしょうか?
- 甘えではありません。学校の仕事をこなした上で転職活動をしているので、やる気が出ないのは当たり前です。こういうときは「今日は求人サイトを開くだけ」まで目標を下げてください。1分で終わりますし、その1分で止まっていた状態が動きます。
Q. 職員室の誰にも言えないのが本当につらいです。
- その感覚は正常ですし、職場で言わない判断は正しいです。ただし「誰にも話さない」のと「職場の人に話さない」のは別の話です。家族、学校の外の友人、転職エージェントなど、学校とつながっていない相手なら話して構いません。
Q. 今年は無理そうです。また来年でもいいでしょうか?
- 構いません。ただし、情報収集だけは今のうちに始めておいてください。転職エージェントへの登録や職務経歴書の下書きは、辞めると決めていなくてもできます。選択肢を持っておくことと、転職することは違います。
Q. 転職活動をしていることが学校にバレませんか?
- エージェントには「現在の勤務先には求人を出さないでほしい」と伝えられます。どのエージェントでも対応していますし、学校に連絡がいくこともありません。面接の日程も、平日の夜やオンラインで調整できないか相談してみてください。
▶「担任を持ちながら転職活動する時間がないときの進め方」の記事へ🔗
まとめ:しんどさは消えないが、軽くすることはできる
教員の転職活動がしんどくなる理由とその付き合い方について、お話ししてきました。
最後にもう一度、この記事の結論をお伝えします。
転職活動がしんどいのは、みなさんの能力が低いからではありません。
「1人で」「こっそり」「情報がないまま」進めているからです。
転職活動のしんどさは、根性で消すものではありません。
「孤独」「焦り」「情報不足」という3つの原因を、1つずつ外していくものです。
教員の転職活動が人一倍つらくなるのには、はっきりした理由がありました。
🌀職員室では誰にも相談できず、
🌀3月31日というタイムリミットに追われ、
🌀そして民間企業の情報を持っていない。
この3つがそろえば誰だってしんどくなります。
みなさんのメンタルが弱いわけではありません。
そして、同じしんどさの中にいても、結果が分かれる5つの理由もお話ししました。
- 「逃げたい」ではなく「どうなりたいか」を基準にする
- 不採用は、人格の評価ではなく条件のズレだと考える
- 「なんでもやります」をやめて、譲れない条件を先に伝える
- 相談相手を職員室ではなく学校の外に作る
- 「悩み」を調べればわかる質問の形に書き換える
この5つはどれも今日から変えられることばかりです。
特別な能力はいりません。
そして1番お伝えしたいのはここです。
しんどいと感じているのは、みなさんが真剣に自分の人生を考えているからです。
何も考えずに毎日を流して過ごしている人は、こんな苦しさは味わいません。
立ち止まって「このままでいいのだろうか」と問えた人だけが、この痛みを引き受けています。
だからどうか、そのしんどさを「自分が弱いせいだ」と処理しないでください。
それは、みなさんが前に進もうとしている証拠です。
そのうえで1つだけお願いです。
1人で抱えるのだけはやめてください。
学校の外に話せる相手を1人作る。
まずは、そこからで十分です。
しんどさに耐える時間より、みなさんが納得して働ける時間のほうを、少しでも長くしていきましょう。
▶転職の全体像を知りたい方は完全ガイドへ
私はこのブログを通じて、多くの人に
✅️いつでも転職出来る状態にする
✅️やりたいことを仕事にする
✅️仕事を通して自己実現を目指す
ということが出来るようになってほしいと本気で考えています。
すべての働く人がいつでも転職できるだけの「市場価値」を持てたとしたら、みなさんの生き方すらも変わると断言できます。
そして、それを実現するために必要なことは、転職活動がしんどくなる理由と、しんどくなったときの対策を知っておくことです。
最後に大切なことをお伝えします。
みなさんに夢はありますか?
やりたいことはありますか?
おそらくほとんどの人が「特にない」と答えるでしょう。
勘違いしてはいけません。
「やりたいこと」は、ある日突然降ってくることはありません。
ある日、突然「モチベーション」がむくむくと湧いてくることもありません。
いつだって「やりたいこと」や「モチベーション」を生んでくれるのは、「小さな結果」です。
なにか行動を起こして「小さな結果」が出たときに、「もっと大きな結果を出して、もっと気持ちよくなりたい」という気持ちが生まれ、それが「やりたいこと」や「モチベーション」に繋がる。
とりあえず始めてみないことには何も始まらない。
環境を変えたいなら、まずは動いてみましょう。
これからも仕事を通して「目指すのは大好きな自分」を実現するための発信をしていきたいと思います。
ということで今日の授業を終わります。






