教員の転職面接対策|「1本の軸」で答える準備とやりがちな4つの失敗
どうも!こんにちは、1児の数学教師です。(^o^)/
今から限りある人生の過ごし方についての授業を始めたいと思います。
「民間企業の面接なんて、受けたことがない」
「『なぜ教員を辞めるんですか』と聞かれたら、なんて答えればいいんだろう」
「学校の不満しか出てこない自分が、面接でうまく話せる気がしない」
書類が通っていよいよ面接。
そんなときにこんな不安を抱えている先生はいませんか。
私たち教員の多くは、教員採用試験の面接は受けてきましたが、民間企業の面接は受けたことがありません。
だから不安になるのは当然です。
聞かれることも評価されるポイントも、採用試験とはまったく違います。
準備しないまま本番に臨むと、教員として積み上げてきたものが何ひとつ伝わらずに終わってしまうこともあります。
こまかい話に入る前に、結論からお伝えします。
自分の経験を振り返って「1本の軸」をつくる
転職の面接で1番大事なのは、質問ごとに答えを覚えることではありません。
どの質問に対しても自分の軸をもとにして答えることです
そのうえで、
- 「なぜ辞めるのか」を不満で終わらせず、次にやりたいことにつなげて話すこと。
- 話が長くなる、先生口調になる、実績を数字で話せないといった、先生ならではのクセを直すこと。
この2つで、評価はぐっと上がります。
この記事では、
- 一問一答で準備しない、「1本の軸」のつくり方
- 私と妻が実際に面接で答えたこと
- よく聞かれる質問の答え方と先生がやりがちな4つの失敗
を、お話しします。
ぜひ最後まで読んで、明日から実践できるヒントをつかんでください。
私は10年以上公立高校の教師として数学を教えていましたが、そのときの働き方に疑問を感じ、国立大附属高校に転職しました。
私のプロフィールに興味のある方はコチラ→🔗1児の数学教師ってどんな人?
今回の授業のテーマは【教員が民間企業の面接で自分の経験を正しく伝える方法】です。
面接が不安なのはみなさんが話すのが苦手だからではありません。
むしろ私たち教員は、毎日何十人もの前で話している「話すプロ」です。
それでも転職の面接が不安なのは「何を求められているのかがわからないから」です。
教員採用試験の面接では、
・どんな先生になりたいか
・生徒にどう向き合うか
が問われました。
でも民間企業の面接で問われるのは「この人は、うちの会社でどう活躍してくれるのか」です。
問われることが違えば答え方も変わります。
逆に言えば、問われることさえわかっていれば、話すプロである先生は、しっかり準備して臨むことができます。
もう1つ、面接で多くの先生がつまずくのが「なぜ教員を辞めるのか」という質問です。
正直に答えようとすると、学校への不満ばかりになってしまう。
でも、その不満を別の言い方にすれば「次にやりたいこと」の裏返しです。
ここを変換できるかどうかで、面接の印象は大きく変わります。
私は、
・生徒の就職試験の面接指導
・生徒の推薦入試の面接指導
・妻が民間企業へ転職したときの面接準備
でも、同じやり方を伝えてきました。
それは質問ごとに答えを覚えるのではなく、先に自分の「軸」をつくっておくことです。
みなさんが教員として積み上げてきたものを面接で正しく伝えられるように。
まずは一緒に面接の準備の考え方から確認していきましょう。
面接は「一問一答」で準備しない。
「1本の軸」で答える
面接の準備というと、よく聞かれる質問を集めて、1つずつ答えを考える人が多いと思います。
でも、私はこのやり方をおすすめしません。
答えを覚えるほど、想定外の質問が来たときに頭が真っ白になりますし、答えどうしがちぐはぐになってしまうからです。
「1本の軸」とは何か
私が生徒の面接指導で大事にしてきたのは、一問一答で答えを考えさせるのではなく、まず「1本の軸」をつくらせることです。
軸とは「自分はどんな大人になって、社会(会社)にどう貢献していきたいのか」という考え方です。
軸があれば、どんな質問が来ても、その考え方をもとに答えればいいので、答えがぶれません。
想定していなかった質問にも自分の言葉で答えられます。
軸は自分の経験のふり返りからつくる
軸をつくる材料はこれまでの自分の経験です。
次の4つを書き出してください。
・これまでの仕事で頑張ってきたこと
・どんなことに苦労したのか
・それをどんなふうに乗り越えてきたのか
・その経験でどんな力が身についたと思うか
この4つを並べると「自分はこういうことを大事にして働いてきた」という1本の線が見えてきます。
その線が、面接の軸になります。
さらに、自己分析をして
⭕️自分がどんなことで喜びを感じて、
❌️どんなことで嫌な気持ちになるのか、
といったことを把握しておくことも重要です。
”1児の教師流”自己分析のやり方は、こちらの記事でくわしくお話ししています。
ちなみにこの考え方は、教員採用試験の面接でも、民間企業の面接でも同じです。
私が国立大附属高校の面談を受けたときも、妻が民間企業の面接を受けたときも、やったことは変わりません。
私の場合:国立大附属高校へ移るときの面談
私が公立高校から国立大附属高校へ移るときの面談では、次のようなことを聞かれました。
・志望動機は?
・これまでの学校でどんなことを頑張ってきましたか?
・どんな研究をしたいと思っていますか?
・生徒の自主性を大切にする学校ですが、生徒がこちらの言うことを聞かない場合は、どう対応しますか?
それに対して私の解答を紹介しますが、私の軸は「これまで生徒指導に時間をかけてきたけれど、これからは教科の指導をしっかりしたい」ということです。
・志望動機は?
→「これまでは、授業を成立させることが中心の学校での勤務が長く、教師としての時間の多くを生徒指導にかけてきました。これからは、しっかりと教科の指導をしたいと思いました」
・これまでの学校で、どんなことを頑張ってきましたか?
→「担任として、クラスの生徒をできるだけ多く行事に参加させることです。中退する生徒も多い学校だったので、生徒の気持ちを学校に向けることを頑張ってきました」
・どんな研究をしたいと思っていますか?
→「生徒指導に多くの時間をかけてきたので、正直、教材研究の時間も満足に取れないことが多くありました。だから今は、どんな研究をしたいという発想もありません。まずは、教科の指導をしっかりしたいと思っています」
・生徒の自主性を大切にする学校ですが、生徒がこちらの言うことを聞かない場合は、どう対応しますか?
→「これまでの学校でも、指導を素直に聞く生徒ばかりではありませんでした。まずは生徒の話を聞いて、間違っているならその点を指摘し、生徒の言うことが正しいと思ったら、こちらが改めます。上から押さえつけるような指導はしないように心がけたいです」
正直、「どんな研究をしたいか?」と聞かれたときは、焦りました。
回答したように、生徒指導に力を入れないといけないような学校ばかりで勤務していたので、教員の業務を「研究」につなげるという発想がなかったからです。
だから正直に「発想もない」と答えました。
かっこいい答えではありません。
でも、「教科の指導をしっかりしたい」という軸からぶれていないので、うそのない答えになっています。
軸があるとすべての答えが1本の線でつながります。
面接官に伝わるのは、一つ一つの答えのうまさではなく、その軸です。
妻の場合:エントリーシートから作り直した
妻が民間企業へ転職したとき、最初のエントリーシートには「誰が書いたのかわからない」ような言葉が並んでいました。
たとえば、「チーム内のトラブルに対応できるようなマニュアルを作り、経験を重ねたロールモデルを目指してきた」といった文章です。
そこで、「”1児の教師流”自己分析」の方法でこれまでの経験をふり返ってもらいました。
その中で妻は、自分が「誰かのために何かをして、そのことで相手が喜んでくれたり、楽しそうにしてくれたりすること」に喜びを感じるタイプだと気づきました。
それからは、エントリーシートも面接の答えも、すべてこの軸をもとに考えていきました。
面接では、自分が経験してきたからこそ話せることを具体的に話すことが大切です。
軸が決まれば、その軸に合うエピソードを選べばいいので、話は自然と具体的になります。
答えを覚えるより軸を1本つくる。その方がどんな質問にも強くなります。
教員が面接で必ず聞かれる質問と答え方の型
民間企業の面接で、教員出身者が聞かれやすい質問は決まっています。
軸をもとにそれぞれの答え方の型を押さえておきましょう。
就職活動は好きな人へのアプローチと同じ
質問の答え方に入る前に、私が面接をどう考えているかをお話しさせてください。
私は「就職活動」=「好きな人へのアプローチ」だと思っています。
もし好きな人と遊びに行く機会があれば、
✅️どんなご飯が好きなのか
✅️どんな趣味を持っているのか
✅️どんなところに行ったら喜ぶのか
といったことを、事前に調べると思います。
これを自分が入りたい会社に対して行うのが「企業分析」です。
そして直接会ったときも、相手のことをもっと知りたいと思って、いろいろな話をしますよね。
これが「面接」です。
そう考えると、面接は会社から一方的に評価されるだけの場ではありません。
お互いのことを知るための会話です。
面接官の質問に答えるだけでなく「この会社のことを、もっと知りたい」という気持ちで臨んでください。
その気持ちは答えの中身にも、最後の逆質問にも、自然と表れます。
質問①:なぜ教員を辞めるのですか
教員出身者がほぼ必ず聞かれる質問です。
ここでのポイントは、不満で終わらせず、次にやりたいことにつなげることです。
❌ 「残業が多く、部活動で休日もなかったので、辞めたいと思いました」
⭕ 「学校では、部活動や事務作業に時間を取られ、授業づくりや生徒一人ひとりへの対応に時間をかけられませんでした。人に教えることや、人の成長を支えることに、もっと集中できる環境で働きたいと考えています」
どちらも、言っている事実は同じです。
でも、下の答え方なら「この人は何をしたいのか」が伝わります。
不満は、言い換えれば「本当はこうしたかった」という希望です。
その希望の部分を話してください。
質問②:なぜこの会社、この仕事なのですか
志望動機です。
ここでは「教員の経験」と「その会社の仕事」がどこでつながるのかを話します。
そのためには、応募する会社が何をしている会社なのかを事前に調べておく必要があります。
好きな人のことを何も知らないまま、デートに行く人はいませんよね。
面接も同じで相手のことを知らなければ、「なぜあなたなのか」を伝えることはできません。
▶「教員の企業分析のやり方|「自分に合う会社か」を見極める4つの視点」の記事へ(準備中)
「御社の〇〇という事業で、教員として培った△△の経験を活かせると考えました」
この形で話せるように準備しておけば、志望動機はぶれません。
質問③:教員の経験をどう活かせますか
ここで大切なのは、教員の言葉を民間の言葉に翻訳して話すことです。
・学級経営 → 30〜40人の集団をまとめ、目標に向けて動かしてきた経験
・保護者対応 → 立場の違う相手の話を聞き、合意をつくってきた経験
・授業 → 相手の理解度に合わせて、わかりやすく説明してきた経験
書類と面接で言っていることがそろっていると信頼につながります。
質問④:民間の働き方になじめますか
面接官が教員出身者に対して、ひそかに心配していることがあります。
それは「成果や数字で評価される働き方に、なじめるだろうか」ということです。
学校には、売上や成果の数字がありません。
だからこそ「数字で評価されることに、前向きに取り組める」と伝えることが大切です。
「授業アンケートの結果をもとに、授業を改善してきました」のように、学校でも数字や結果を意識してきたエピソードがあれば、ぜひ話してください。
質問⑤:年収が下がっても大丈夫ですか
未経験の仕事に応募する場合、聞かれることがあります。
ここで「大丈夫です」とだけ答えるのはおすすめしません。
家計に必要な最低限の年収は事前に決めておいてください。
そのうえで「最初は下がることも理解しています。〇〇万円以上であれば、問題なく生活できます」と、具体的に答えるほうが誠実です。
年収の交渉は転職エージェントに任せることもできます。
最後の「何か質問はありますか」
面接の最後には、ほぼ必ず「何か質問はありますか」と聞かれます。
ここで「特にありません」と答えるのは、もったいないです。
これも、好きな人とのやりとりと同じです。
好きな人に「何か聞きたいことある?」と聞かれたら、「何もないよ」とは言わないですよね。
むしろ、「(聞きたいことは)何もないよ」=「あなたに興味はありません」と言っているようなものです。
面接官も、この質問で「どれだけうちの会社に興味を持ってくれているか」を見ています。
事前にしっかり企業分析をしていれば、聞きたいことは自然に出てくるはずです。
✅️この仕事で活躍している人に共通していることは何ですか
✅️入社した人が最初の半年で求められることは何ですか
✅️教員出身の方はこれまでにいましたか
こうした質問は、入社してからの働き方をイメージするのに役立ちますし「本気で働く気がある」ことも伝わります。
ただし、ホームページを見ればすぐにわかることを聞くのは逆効果です。
好きな人に、プロフィールに書いてあることをもう一度聞くようなもので「調べていないんだな」と思われてしまいます。
不満は「次にやりたいこと」に言い換える。それだけで、面接の印象は変わります。
先生がやりがちな4つの失敗
ここからは、教員出身者が面接でやってしまいがちな失敗です。
どれも、教員として毎日やっていることだからこそ、出てしまうクセです。
失敗①:話が長くなる
授業ではていねいに説明することが大切です。
でも、面接では答えが長いとかえって伝わりません。
答えは、まず結論を言って、そのあと理由を1〜2つ添える形にしてください。
1つの質問に1分くらいで答えるのが目安です。
家でスマホのタイマーを使って練習してみると、自分がどれくらい長く話しているかがわかります。
失敗②:「先生口調」になる
毎日生徒の前で話していると、知らないうちに教える側の話し方がしみついています。
「〜ですよね」「〜しましょう」と相手に教えるような口調になっていないか、気をつけてください。
面接官は生徒ではありません。
対等な立場の大人として、相手の質問に答える意識を持つだけで話し方は変わります。
失敗③:実績を数字で話せない
「生徒のために一生懸命取り組みました」ではどれくらい頑張ったのかが伝わりません。
・担任として〇人のクラスを〇年受け持った
・部活動で〇人の部員を指導した
・〇件の保護者対応を担当した
数字を入れるだけで話の重みがまったく変わります。
自己分析の段階で経験を数字で書き出しておくと面接で困りません。
失敗④:学校の悪口で終わる
学校への不満が強いと面接でもつい本音が出てしまいます。
でも、面接官は「この人はうちの会社に入っても同じように不満を言うのではないか」と考えます。
不満を話すこと自体は悪いことではありません。
大切なのは、最後を「だから、次はこうしたい」で締めることです。
話すプロである先生は、クセさえ直せば面接でもちゃんと伝わります。
面接の練習はエージェントと一緒に
面接の準備は、1人でやるより誰かに見てもらうほうがずっと効果的です。
転職エージェントなら、模擬面接をしてくれたり、応募する会社でよく聞かれる質問を教えてくれたりします。
また、在職中の先生にとって大きいのが面接の日程です。
エージェントに頼めば、平日の夜や土日、オンラインでの面接に調整してもらえることもあります。
このブログで何度も伝えている「教員の転職の大原則」をお伝えしておきます。
①転職は後出しジャンケンと同じ
②転職にはリスクがあるけど、転職活動はノーリスク
③学校現場に戻る道もある
「転職」と「転職活動」は、まったくの別物です。
転職活動は、いわば市場調査。
転職活動をしてみて良い話がなければ、今の学校に残ればいいだけです(ノーリスク)。
内定が出てから、行くか残るかを選べる。
だから「後出しジャンケン」なのです。
実際、転職活動をした結果、「今の仕事も悪くないな」と気づいて残る先生もいます。
それも立派な成果です。
・「選べる状態」で今の仕事を続けるのと、
・「ここしかない」と思って続けるのとでは、
心の重さがまったく違います。
今よりも
✅️年収があがる
✅️労働環境が改善される
✅️やりがいをもって働ける
こういった場所が見つかれば、転職すればいいんです。
転職活動をしたうえで、「やっぱり子どもたちの成長を間近でみられる教員の仕事に勝るものはない」と感じるなら教員を続ければいいんです。
それが転職にはリスクがあるけど、転職活動はノーリスクという部分です。
さらに付け加えたいのが、教員の転職は「戻る場所が保証されている転職」ということです。
全国的にも教員の数は減っていて、心身の不調で病欠を取っている先生も数多くいます。
つまり、どの学校でも教員数は足りていないということです。
もし、転職して教員以外の道に進んだとしても、講師やもう一度教員採用試験を受けることで戻ることが出来ます。
「戻る場所がある」という安心感は大きいですよね。
よくある質問
Q. 面接に着ていく服はスーツがいいですか?
- 指定がなければスーツが無難です。オンライン面接でも上半身だけでなくきちんとした服装で臨んでください。背景や明るさも事前に確認しておくと安心です。
Q. 面接で学校の不満を話してもいいですか?
- 話しても構いませんが不満で終わらせないでください。「だから、次はこういう環境で、こうしたい」と、次にやりたいことにつなげて締めることが大切です。
Q. 想定していない質問が来たらどうすればいいですか?
- 自分の軸に戻って考えてください。「自分はどんな大人になって、どう貢献したいのか」から答えれば、うまく言えなくても、うそのない答えになります。少し考える時間をもらっても大丈夫です。
Q. 在職中だと面接の日程が合いません。
- 転職エージェントを通せば、平日の夜や土日、オンラインでの面接に調整してもらえることがあります。教員の勤務の事情を、最初に伝えておいてください。
Q. 面接に落ちると自分を否定された気持ちになります。
- 不採用は、みなさんの人格への評価ではありません。その会社が求める人物と、たまたま条件が合わなかっただけです。落ちた理由を転職エージェントに聞いて、次に活かしてください。
まとめ:面接は「1本の軸」で、次にやりたいことを語る場
教員が民間企業の面接で、経験を正しく伝える方法について、お話ししてきました。
最後にもう一度、この記事の結論をお伝えします。
自分の経験を振り返って「1本の軸」をつくる
転職の面接で1番大事なのは、質問ごとに答えを覚えることではありません。
大切なのは「どの質問に対しても自分の軸をもとにして答える」ことです
さらに、
- 「なぜ辞めるのか」を不満で終わらせず、次にやりたいことにつなげて話すこと
- 話が長くなる、先生口調になる、実績を数字で話せないといった、先生ならではのクセを直すこと。
の2つを加えることで、評価はぐっと上がります。
そのうえで本文でお伝えした大事なことを、もう一度整理します。
軸をつくる材料は、
- これまで頑張ってきたこと、
- 苦労したこと、
- それをどう乗り越えたか、
- その経験で身についた力
の4つです。
私は国立大附属高校の面談では「教科の指導をしっかりしたい」という軸から、研究のことを聞かれても正直に答えました。
妻は「誰かのために何かをして、相手が喜んでくれること」という軸を見つけて、エントリーシートの中身が大きく変わりました。
この考え方は、教員採用試験でも民間企業でも同じです。
教員出身者が面接で聞かれやすいのは、
・辞める理由、
・志望動機、
・教員の経験の活かし方、
・民間の働き方になじめるか、
・年収のこと
などです。
どれも事前に答え方の型を準備しておけば、落ち着いて答えられます。
特に教員の経験は、学校の言葉のままではなく民間の言葉に翻訳して話してください。
就職活動は好きな人へのアプローチと同じです。
事前に相手のことを調べるのが企業分析で会って話すのが面接です。
最後の「何か質問はありますか」に「特にありません」と答えるのは、「あなたに興味はありません」と言っているのと同じだと覚えておいてください。
そして、
🌀話が長くなる
🌀先生口調になる
🌀実績を数字で話せない
🌀学校の悪口で終わる
この4つのクセは、毎日教壇に立っている先生だからこそ出てしまうものです。
結論から1分で話し、数字を入れ、最後は前向きに締める。
それだけで、面接の印象は大きく変わります。
最後にもう一度だけ言わせてください。
面接は
❌️辞める理由を説明する場ではなく、
⭕️次にやりたいことを伝える場です。
私たち教員は、毎日人前で話している「話すプロ」です。
準備さえすればきっと伝わります。
私はこのブログを通じて、多くの人に
✅️いつでも転職出来る状態にする
✅️やりたいことを仕事にする
✅️仕事を通して自己実現を目指す
ということが出来るようになってほしいと本気で考えています。
すべての働く人がいつでも転職できるだけの「市場価値」を持てたとしたら、みなさんの生き方すらも変わると断言できます。
ましてや、中学校、高校の教員は数年後に社会にでる子どもと関わります。
その教員が社会(学校以外の世界のこと)を知らないままでいいのでしょうか?
もし転職先でうまくいかなくても「教員に戻る」という道があります。
教育委員会や管理職の立場からすれば、一度民間企業を経験し、それでも教員を続けたいと思ってくれる人を採用しないわけはありません。
転職先でうまくいかなくて、もう1度教員に戻るときの理由は何とでも言えます。
・民間企業である程度の成果は出せるようになったけど、子どもの成長に関わることに勝るものはない
・自分自身が教員以外の仕事を経験したことで、今ならこれまで以上に生徒の進路指導の場で的確な助言ができると思う
など、です。
「転職先でうまくいかなかった」と正直に言う必要なんてありません。
もう一度繰り返しますが、
・教員は挑戦しやすい立場
・挑戦しても戻れる場所がある
という部分で、教員は恵まれた立場なんです。
▶転職の全体像を知りたい方は完全ガイドへ
「失敗したら終わり」ではありません。
ということで、今日の授業を終わります。






