どうも!こんにちは、1児の数学教師です。(^o^)/
今から限りある人生の過ごし方についての授業を始めたいと思います。
「もう無理かもしれない」
そう感じる瞬間は、ある日突然やってきます。
勤務校で大きなトラブルがあったわけでもなく、明確なきっかけがなくても、
日々の忙しさや積み重なった疲れの中で、ふと心に浮かぶこともあるでしょう。
教員が転職を考えるのは、決して珍しいことではありません。
今はSNSやネット上でも、同じように悩み、迷っている教員の声を多く目にする時代です。それでも、職場ではなかなか本音を口にできず、
「こんなことを考えるのは自分だけなのでは」と感じてしまう人も少なくありません。
まず大切なのは、「辞めたいと感じるのは、あなただけではない」と知ることです。
その感情を無理に否定する必要はありません。
この記事では、教員が転職を考え始める代表的な理由を
ランキング形式で紹介していきたいと思います。
- 頑張っても給料がほとんど変わらない
- 業務量が多すぎる
- 保護者対応でメンタルが削られる
- 自分が社会的に成長できているのか不安になる
- 民間企業で働く人との価値観のズレを感じる
の上位5つをピックアップしました。
教員の仕事は生徒の成長を近くで実感できる素晴らしい仕事です。
ただ、日々の業務の中でこのランキングに入ってくるようなマイナス面の占める割合が大きくなってくると、「もう無理かもしれない」と嫌でも感じてしまいます。
今回の記事では「教員が転職を考え始めるきっかけとなる5つの理由」についてランキング形式で解説していきます。
ぜひ最後まで読んで、明日から実践できるヒントをつかんでください。
私は15年以上公立高校の教師として数学を教えていましたが、そのときの働き方に疑問を感じ、国立大附属高校に転職しました。今まで偏差値40未満の学校から偏差値70以上の学校に勤務し、5000組以上の生徒や保護者と関わってきました。子育てや家族のありかたは本当に千差万別です。そういったことを考える中で
- 教師として生徒との向き合い方
- 自分の家族との向き合い方
- 自分の人生との向き合い方
について考えさせられることも多く、「人生には限りがある」という当たり前のことを意識するようになりました。
私はもともと貧乏性でお金に対してケチケチしてるタイプでした。
しかし、結婚して子どもが生まれたことで、改めて自分の人生計画を見つめ直すことに。
その結果、「家族で思い出を作ることにお金を使いたい」と思うようになったんです。
そこからは、お金について学び始めました。
ファイナンシャルプランナーや簿記などの資格を取得し、NISAを活用して投資もスタート。さらに、夜間の大学院にも通い、自分の教員免許を専修免許へとステップアップ。
おかげで、大学院卒の給与体系に移行することにも成功しました。
- 給与収入
- 資格手当
- お金の知識
- 配当金
のバランスをとりながら、年々収入を増やすことに成功しています。
今回の授業のテーマは【教員が転職を考え始める5つの理由【辞めたいと感じたら読む記事】】についての内容です。
私は過去の勤務校で、生徒想いで一生懸命働いてた先生が、メンタルを病んでしまって学校に来れなくなったという事例を何度も見てきました。
そういった事例を何度も見ていて、あるとき気付いたんです。
先生が病欠でお休みすると、その分の人員の補充は早ければ翌月には埋まるでしょう。
学校の人員は補充されるけど、その先生の家族はどう感じているんだろう?、と。
その先生にもご両親がいて、もし30~50代であれば結婚してお子さんがいらっしゃる場合もあります。
学校での教員の代わりはいても、家族の代わりはいないんです。
どれだけ魅力的な仕事であっても、自分の家族や生活を犠牲にしてまで続ける仕事はありません。
もし、「もう無理かも・・・」と思って、教員以外の道を考えたなら、
そのときの感情に流されるのではなく、
自分の状況を客観的に見つめ直すための材料として、ぜひ参考にしてみてください。
第1位:どれだけ頑張っても給料がほとんど変わらない
教員が転職を考え始める理由として、最も多く聞かれるのが「頑張りが給料に反映されない」という問題です。
日々の業務を振り返ってみても、教員の仕事量は決して少なくありません。
・授業準備
・教材研究
・校務分掌
・行事の準備
・保護者対応
・部活動指導
所属学年やポジションによっては、実質的に管理職に近い責任を担っているケースもあります。
それにもかかわらず、年収ベースでみると、同世代・同校種の教員同士では大きな差はつきません。
・誰がどれだけ忙しいか
・どれだけ成果を出しているか
が、給与という形ではほとんど反映されないのが現実です。
40代前半の高校教員であれば、業務量に関わらず給料はだいたい一緒ですよね。
特に30代前後になると、この違和感はより強くなります。
・生活費が増える
・子育てや住宅ローンが始まる
・校内では学年主任や分掌長を任される
・周囲の民間勤務の友人との収入差が見えてくる
重要なのはこれが個人の努力不足の問題ではないという点です。
教員の給与体系は、年功序列と横並びが基本です。
どれだけ成果を出しても、どれだけ時間を使っても、評価の上限があらかじめ決まっています。
この構造の中で違和感を覚えることは、わがままでも、甘えでもありません。
むしろ、
✅️成果に応じた評価を求めたい
✅️努力が報われる環境で働きたい
と考えるのは、極めて自然な感覚です。
ここで大切なのは、「辞めたい=逃げ」ではなく、「評価軸の違いに気づいた」と捉えることです。
第2位:業務量が多すぎて心と体がもたない
「仕事がきつい」「忙しすぎる」
この感覚も、教員が転職を考える大きなきっかけです。
教員の仕事は、表から見える業務と、見えない業務の差が大きい仕事です。
授業だけでなく、
- 行事の企画・準備
- 不毛に感じる会議
- 突発的な保護者対応
- 突発的な生徒指導対応
- 放課後や休日の部活動
など、予定外の仕事が日常的に発生します。
突発的に生徒指導対応が必要になり、放課後に保護者に対面で伝えるべきことがあったとしても、その対応が18時、19時からになるようなときもあります。
でもその時間からの保護者対応には残業代は出ません。
土日のクラブでも「クラブ手当」として支給されるのは多くて4000円程度。
大会引率などで早朝から夕方までの丸一日の付き添いがあったとしても4000円。
時給に換算すると最低賃金の時給以下です…
子どもの興味関心を惹くための教材開発をしようと思っても、本格的に準備ができるのは生徒が下校した後だったりしますよね。
そういった理由もあって、授業準備に思うように時間をかけることができません。
また、生徒の安全安心、保護者からの信頼、地域貢献などが理由になり、時間をかけることが前提になっている働き方に疑問を感じ始める人も多いでしょう。
特に問題なのは、「忙しいこと」そのものよりも忙しさをコントロールできないことです。
民間企業であれば、
- 業務を減らす
- 役割分担を見直す
- 効率化を進める
といった選択肢がありますが、学校現場では
「前からそうだから」
「人手が足りないから」
という理由で、改善が進まないケースも多く見られます。
この状況が続くと、「この働き方を10年後も続けられるだろうか」という不安が生まれます。
体力や気力に限界を感じることは、決して努力不足や気持ちが弱いからではありません。
環境と働き方のミスマッチに気づいたサインとも言えます。
第3位:保護者対応・人間関係でメンタルが削られる
教員の仕事で、想像以上に精神的負担が大きいのが保護者対応や対人関係です。
理不尽なクレーム、過剰な要求、「学校が全部悪い」という前提でのやり取り。
一部とはいえ、こうした対応が積み重なると、心がすり減っていきます。
私は特に勤務時間後の保護者対応が苦痛で仕方ありませんでした。
放課後に生徒指導対応が必要になり、保護者に来校を要請しても「仕事があるので」と断られる。
その結果、自分たちの仕事が終わった18時、19時からの対応を希望する。
保護者は学校には何時になっても対応してもらえると思っている。
世間のイメージでは学校の地位は低いので断ることができない。
それに加えて対面では無茶な要求をしてくる。
銀行に市役所に行くときは窓口の時間内に行くのに、学校は何時に行っても対応してもらえると思っているのは腹が立ちますね。
保護者対応をするときはだいたいこの繰り返しです。
さらに、校内においても
- 「空気を読む」文化
- 管理職との価値観のズレ
- 同僚との業務分担の不公平感
など、人間関係のストレスも無視できません。
教員は対人の援助職といわれています。
人の感情に寄り添う力が高いからこそ、その分、ダメージも受けやすい側面があります。
「自分は向いていないのではないか」
「もう限界かもしれない」
そう感じる瞬間があっても不思議ではありません。
ここで強調したいのは、それはみなさんの能力不足ではないということです。
むしろ、
- 責任感が強い
- 相手の感情に敏感
- 仕事を真面目に受け止めている
からこそ、苦しくなるのです。
第4位:「このまま成長できるのか?」という将来不安
近年増えているのが、「将来への漠然とした不安」を理由に転職を考える教員です。
・仕事自体はこなせる
・大きなトラブルもない
・周りからみれば順調に見えている
でも——
🌀新しいスキルが身についている実感がない
🌀市場価値が上がっている気がしない
🌀数年後の自分はどうなっているのか
こうした感覚に襲われることがあります。
教員の仕事は、高い専門性が求められる仕事です。
授業力、生徒指導、学級経営、行事運営ーー
どれも経験が物を言う側面があり、簡単に身につくものではありません。
一方で、学校の外からは教員がどういったことをしているのかが見えにくい仕事でもあります。
当然学校の中からも外の世界が見えにくい仕事です。
そのため、
「もし今の職場を離れたら、自分は何ができるのだろう」という不安につながりやすいのです。
これは特に、
- 20代後半〜30代
- 高校、大学の友人と再会したとき
- ライフステージの変化がある時期
に強く表れます。
この不安は、「安定を捨てたい」から生まれるのではありません。
「成長が止まることへの恐れ」から生まれています。
特にこういった不安を感じやすい人は、教員になることをゴールにしている人ではなく
教員として、
✅️生徒をどう成長させたいか
✅️学校の課題解決にどう取り組むか
ということに目を向けている人が多いです。
また、社会人経験が5~10年ぐらいになってくると、民間企業で働いている友人たちとの会話にギャップを感じ、不安になることが多くなってきます。
しかし、この不安を感じることは、決してネガティブなことではありません。
それは、
「もっと成長したい」
「もっと自分のスキルを高めたい」
「もっと自分の可能性を広げたい」
「もっと自分の市場価値を高めたい」
という前向きな感覚の裏返しでもあります。
この気持ちにフタをするのではなく、一度立ち止まって考えてみること。
それこそが、転職を前向きな選択肢として考える第一歩になります。
第5位:民間企業で働く友人・知人との価値観のズレを感じたとき
教員が転職を意識し始めるきっかけは、必ずしも職場のトラブルや強い不満から始まるわけではありません。
むしろ多いのが、プライベートでの何気ない会話の中で生まれる違和感です。
大学時代の友人や、異業種で働く知人と話したときに、
こんな感覚を覚えたことはないでしょうか。
「仕事の話が、なんだか噛み合わない」
「同じ“忙しい”でも、意味が違う気がする」
「評価やキャリアの話になると、自分だけ話すことがない」
民間企業で働く人たちは、
- どんな成果を出したか
- 次にどんな役割を任されそうか
- 年収やポジションがどう変わったか
といった話を比較的フラットに共有します。
一方、教員の仕事はどうしても
「忙しい」、「大変」、「責任が重い」といった話に寄りがちです。
もちろん、それ自体は事実ですし、価値のある仕事です。
しかし、キャリアが“積み上がっていく感覚”を言葉にしにくいという点で、民間とのズレを感じやすいのも事実です。
さらに働き方や評価のされ方においても、民間企業との違いを感じることがあります。
学校教育にICT機器が導入されたり、教科横断型の取り組みが始まったときを思い出してください。
経験のある年配の先生方は反対しませんでしたか?
学校という場所は、その学校だけで機能している場合が多く、隣の学校はおろか民間企業や地域の企業からも中が見えにくい場所です。
そんな中で新しい取り組みを始めようとしても一定数の教員からは
「これまでのやり方のほうが良い」
「どうしてわざわざ今までのやり方を変えるんだ」
という反対意見が出てきます。
表向きは真っ当なことを言っているように聞こえますが、本心は「めんどくさい」・「新しいことをやりたくない」という後ろ向きな理由であることがほとんどです。
反対意見をいうのが経験のある年配の先生であることから、周囲も反対しづらく結局新しい取り組みができないような場面がほとんどです。
最終的には「教育委員会からの指示です」ということで決まったりします。
学校というのは、民間企業に比べて圧倒的に「新しい取り組みを始めるのが難しい場所」だということです。
こういった違いを感じても、その時点では「転職したい」と明確に思っているわけではありません。
ただ、心のどこかで
🌀自分は、このままでいいのだろうか
🌀ずっと教員を続けて大丈夫なのか
という小さな疑問が芽生え始めます。
30代前後になり、友人の結婚式に参加したときに自分の周囲がキャリアや働き方を更新していく姿が、否応なく目に入ってきます。
そのたびに、
「教員として頑張ってきたはずなのに、説明しづらい」
「社会の中で、自分の立ち位置が見えにくい」
そんな感覚を覚える人も少なくありません。
この違和感は、決して「教員の仕事が劣っている」から生まれるものではありません。
制度や評価の仕組みがブラックボックス化していることによるものです。
だからこそ、この段階で大切なのは「自分がおかしいのではないか」と抱え込まないこと。
この5つ目の理由は、転職を決意するほどではないけれど、確実に“転職を考え始めるきっかけ”になります。
まとめ|辞めたいと感じたら「考えるフェーズ」に入ったサイン
教員のブラック労働化が新聞やネットニュースなどで取り上げられるようになり、数年が経ちましたがみなさんの勤務校は働きやすい環境になってきましたか?
私の勤務校でも
- 出欠や成績管理のWEBシステム化
- 電話が繋がる時間を設定(8:30~17:00など)
- 電話のプッシュダイヤル設定
- 部活動の外部指導員制度の導入
といったことが導入されてきました。
しかし、相変わらず
- 1クラスの生徒数は40人
- 教員1人あたりの授業コマ数
といった教員の働き方の根幹にあたる部分はまったく改善されていません。
加えて、
・観点評価
・探究型学習
・教科横断型学習
が導入されるなど、今まで以上に成績処理や授業準備に時間がかかるようになってきました。
そういった環境で働いている教員が「もう無理かも…」と、転職を考え始める代表的な理由をランキング形式で紹介してきました。
- 頑張っても給料がほとんど変わらない
- 業務量が多すぎる
- 保護者対応でメンタルが削られる
- 自分が社会的に成長できているのか不安になる
- 民間企業で働く人との価値観のズレを感じる
の上位5つをピックアップしました。
教員の仕事は生徒の成長を近くで実感できる素晴らしい仕事です。
ただ、日々の業務の中でこのランキングに入ってくるようなマイナス面の占める割合が大きくなってくると嫌でも「辞めたいな」と感じてしまいます。
働き方改革が提唱されていても、一向に教員の働き方の根幹に関わる部分が改善されない中で「辞めたい」と感じることは、みなさんが弱いからではありません。
それは、
- 働き方
- 評価のされ方
- 将来の描き方
について、一度立ち止まって考えるタイミングが来たというサインです。
教員が転職を考え始めるきっかけになるそれぞれの理由でも紹介しましたが、民間企業に勤める友人や家族との何気ない会話の中で、教員という仕事の特殊性を感じる場面があります。
また、結婚や出産などの人生の転機が訪れると、それまでできていた働き方ができなくなるときがきます。
私も息子くんが生まれてからはそれまでのように生徒たちに時間をかけることができなくなってきたと感じています。
そういったときに、今までの自分の人生を振り返り、これからの自分の人生を考え直すことが必要です。
最後にこのブログで発信している転職の大原則を紹介しておきます。
①転職は後出しジャンケンと同じ
②転職にはリスクがあるけど、転職活動はノーリスク
転職活動はノーリスクなんです。
今より年収が上がったり、自分の評価や労働時間が改善する職場があるなら転職すればいいし、そうでないなら今の勤務先が自分には合っているということです。
もし今回の記事を読んで「転職か…」と少しでも興味が出たなら、それは転職活動をスタートするタイミングです。
このブログでは転職をするときは転職サイトではなく、転職エージェントをオススメしています。
転職活動では転職エージェントを使うことが最適解であり、条件のいい職場に転職するための1番の近道です。
情報収集段階でも、エージェントに相談するだけで新たな選択肢が見つかることが多いです。
意外と知られていませんが転職エージェントの登録・相談は無料です。
だから「今すぐ転職しない」前提でもOKという安心感をエージェントに与えておけば無理な転職も勧められません。
もし転職エージェントからの提案で自分が納得する企業がなければ、今の勤務先で働きながら、私立学校の転勤を視野に入れたり、別のスキルを習得すればいいんです。
大切なのは、感情のままに辞めることでも、無理に我慢し続けることでもありません。
まずは、「なぜ辞めたいと感じたのか」を言語化し、整理することです。
転職はゴールではなく、選択肢の一つです。
選択肢を持つことで、今の仕事との向き合い方が変わることもあります。
私はこのブログを通じて、多くの人に
✅️いつでも転職出来る状態にする
✅️やりたいことを仕事にする
✅️仕事を通して自己実現を目指す
ということが出来るようになってほしいと本気で考えています。
すべての働く人がいつでも転職できるだけの「市場価値」を持てたとしたら、みなさんの生き方すらも変わると断言できます。
ましてや、みなさんは教師として子どもたちに対して
「やりたいことがあるなら挑戦しよう」
「夢を叶えるために頑張ろう」
「人生は1回しかないよ」
というような話をしていると思います。
子どもたちにそういった話をしているみなさんが転職を考えたのなら、
それは挑戦するタイミングです。
教師が挑戦しないのに、子どもが挑戦するわけありません。
挑戦している教師の姿を子どもたちに見せることも教育の1つ。
これからも仕事を通して「目指すのは大好きな自分」を実現するための発信をしていきたいと思います。
ということで今日の授業を終わります。






